こんにちは。月並男です。
もう12月になり、セレナに乗り始めてから10ヶ月が経とうとしています。家族旅行に行く機会も増え、走行距離も8000kmを目前にしています。プロパイロット機能を使うことも増え、使用上のポイントも少しずつわかってきました。また、新型リーフやエクストレイルなどプロパイロット機能が搭載される車も増えてきています。プロパイロット機能をつけようか悩んでいる方もいるかと思うので、私の感覚ではありますが、使用上のポイントを紹介したいと思います。

購入当時のプロパイロット機能についての記事
①基本は高速道路での使用
購入した当時から、ディーラーの担当者から言われていたことですが、基本的に高速道路での使用をオススメします。というか、高速道路以外だと車線を検知してくれませんし、交差点で機能が停止してしまいます。
②機能が完全に停止するポイント
機能が停止することがあります。「ペポン」と小さな音がなり、いきなり切れるので結構危険です。機能が停止しそうなポイントは把握しておいて、意識しておくとよいかと思います。
・ハンドルから手を離した時
一定時間ハンドルから手を離していると、機能が停止します。常に手や肘など、重さをのせておく必要があります。この時は、事前にハンドルを持ってくださいという旨の警告が出ます。しばらく放置していると機能が停止します。
・車線が検知できない時
高速道路だと、基本的に両脇のラインがキレイに引いてあるので問題ありませんが、古い道路等ラインが消えていると検知できなくなります。黄色いラインの時も検知しづらかったような気がします。また夜間の検知もしづらい傾向があったり、夕方の逆光で機能が停止する場合もあります。そのような環境の時は気をつける必要があります。
・ブレーキを踏んだ時
ブレーキを少しでも踏んだときには機能が停止します。危険だったり、意図的に機能を停止させたい時には、ブレーキを踏むと良いです。
・速度が上がりすぎた時
アクセルを踏むだけでは、機能は停止しません。アクセルを踏むことによって加速する事ができますが、上限の114km/hを超えると機能が停止します。
③車線変更をしたい時、どうする?
プロパイロット機能は、同一車線での支援をする機能です。車線変更は自分で行う必要があります。しかし、プロパイロット機能使用中に車線変更をしたい時の配慮も用意されています。
それは、ウィンカーを出すと、ハンドル支援のみ機能が停止し、前の車を追尾したり、一定の速度で走る機能(オートクルーズ機能?)は残ったままになります。つまり、ウィンカーを出し、ハンドル操作のみ行う事で車線変更をすることができます。車線変更後は、車線を検知し次第、ハンドル支援もスタートします。
④加速が遅い
やはり、プロパイロット機能は機械ですので、人間の運転の仕方とのギャップがあります。例えば、前の車が加速した時に、自車では、前の車の加速→加速の検知→自車の加速、ということが行われるからでしょうか、若干自車の加速が遅れます。また、登り坂でも同様に、自分の車が減速したことを検知してから加速するので、反応が遅いです。
人間が運転すると、前の車が加速しそうな状況や、登り坂を目視して、事前に加速するということを知らず知らずのうちに行なっているのでしょうね。人間の感覚器官の凄さというものを感じます。
ただ、プロパイロット機能も、人間が快適に使うために工夫がされています。アクセルを踏むだけだと、機能は停止しません。つまり、加速が遅れそうなことがわかったら、自分でアクセルを踏んで加速すればよいのです。設定速度や、上限の速度114km/hを超えない程度に調整する必要がありますが、それによって、より自分の加速のタイミングに近づけることができます。
⑤使用するタイミングは?
プロパイロット機能を有効に使うことができるタイミングを紹介します。
・疲れている時
高速道路の長距離運転で疲れている時など、どんどん活用するとよいかと思います。危険なのであまりオススメできませんが、プロパイロット機能が作動している間に、座る体勢を変えたり、ストレッチをしたりと自由な動きをすることができます。それをするだけで、疲労が和らぎ眠気が落ち着きます。また、軽い食事程度なら全く問題なく取れます。少しの休息に使えるかと思います。(完全な個人的意見なので、安全には十分注意してください。)
・渋滞している時
渋滞している時にプロパイロット機能を使うと、疲労が半減すると思います。アクセルとブレーキを交互に踏まなければいけないのは、地味に疲れますよね。プロパイロット機能は渋滞の加減速にしっかり対応してくれます。私の経験では、危険だと思ったことは一度もありませんでした。むしろ、疲れている時の渋滞を自分で運転する方が危険だと思っています。渋滞の時には積極的に使いたいですね。
・渋滞とまではいかないものの車がつながっている時
車が繋がり、あまりスピードを出したり、車線変更ができない状態の時は、プロパイロット機能を使っています。速度があまり変わらないので、加減速のストレスもそこまで感じません。
逆に、空いている時は自分の運転の方が気持ちが良いですよね。
まとめると
私は、高速道路の運転は好きなので、基本的には運転をしたい派の人間です。運転が嫌いな人は、ぜひ使って欲しい機能ですし、運転が好きな人も、プロパイロット機能のポイントを押さえて、タイミングを考えて使えば快適に、安全に使用ができると思います。
私の友人にセレナの話をした時に、「自分の意図していない操作をされるかもしれないのは怖い」と話をしていました。確かに、私も最初は怖かったことを覚えていますが、少しずつプロパイロット機能の癖がわかってきて、「次はこうなりそうだな」という予測ができてました。そうなると、ブレーキを早めに踏み機能を停止させてしまったり、そもそも使わなかったりと、対策を打てるかと思います。まだ、発展途上の機能なので、人間がしっかり制御しておかなければいけませんね。
そして、今後、人間が運転しなくても良い、未来の車が出来上がるのが楽しみですね!
プロパイロット機能のことになりますととても為になるので
じっくり見ちゃいます。
車線変更してもオートクルーズ機能は残っていてさらに
何もせずハンドル機能が作動するんですね。
全然知らなかった。
高速眠くなるのでやはりこの機能はかなり気になってしまいます。
疲れてきた時に疲れを軽減させるくらいのイメージで
使ってみたいです
ジョルカブさん、コメントありがとうございます。
プロパイロット機能に頼りすぎず、程よく使うのが良さそうですね。
また、今後どのように進化して行くかも気になるところです。